我慢しない。
美容院に行ってきました。
シャンプーをしてもらっている時、
「かゆい所ないですか~?」と聞かれた。
このフレーズ、どこの美容院に行っても毎回必ず聞かれるけど、私はかゆい所があっても、未だかつて「はい、あります。」と言った事がない。
何故か、タブーのような気がしている。
「何か悪いし」、「後で自分で洗えばいいし」、「気難しい客だな、と思われるかも」などと考えてしまい、大体毎回どこかしら気持ち悪いのに、もっと洗ってほしいのに、
「はい、大丈夫です。」
と言ってしまう。そして、今回も言ってしまった。
シャンプーを洗い流してもらっている時、モヤモヤしてきて、「何かまた変な我慢をしている!」と思った。
そして、チャンスは訪れました。
シャンプーを洗い流してくれているお兄さんが
「気持ち悪いとこありませんかー?」
とまた聞いてくれました。
「あ、こ、この辺(頭長)、気持ち悪いです!」
と言ってみた。
「はーい。ありがとうございます。」
とお兄さんは普通に返事して、念入りに洗ってくれました。
顔の上に載せられた薄い布みたいな物の下で、お兄さんが何気なく言った「ありがとうございます」に何故か密かに感動しまくった。
これから美容院でシャンプーしてもらう時は、かゆい時は「かゆい」、気持ち悪い時は「気持ち悪い」と言おう、と思いました。
その方が、お互いにスッキリ、サッパリなんだ。
担当のスタイリストさんにこの事を話すと、「フツーに(かゆい、気持ち悪いと教えてくれる人は)いますよ。あ、特に大阪の人はよく言ってきますよ。」とのこと。
4か月ぶりに美容院に来たため、担当スタイリストさんから
帰り際、「我慢せずにカラーのリタッチだけでも2か月後に来てくださいね」と言われた。
自分では我慢しているつもりはなかったのだけど、秋っぽくきれいに染めてもらった髪を見た時、「私、我慢してたわ」と思った。
これからはもう少し自分に手をかけてあげようと思いました。目指せ、いつまでも可愛いママ!
(かわいらしくアレンジしてもらい、嬉しさをこらえきれずに、ニヤッとしてしまったw)